Junk Head

 Junk Head という映画を見た。ほぼ個人製作のストップモーション映画らしく、それを100分以上というのだからほんとうにすごい。昔自分でストップモーション動画を作ったときなど、1秒5フレームくらいで30秒ほどのものを作って飽きてしまったから(今考えるとあまりにも飽き性がすぎる)、その大変さは想像するに余りある。実際、この映画の製作には7年を要したとのことで、それも納得である。

 監督は堀貴秀という方で、これが初の監督作品とのこと。しかしこの作品がいくつかの映画祭で受賞を果たしているようで。すごい(小並)

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09SBY99QB/ref=atv_dp_share_cu_r

 

 簡単に劇中世界について述べておく。まずこの世界の人類は生殖能力を失う代わりに寿命を無限にする技術を手にしたものの今度は疫病で人口の3割が死ぬというわりと可哀そうな目にあっている。そして、その状況の打破のために地下世界の生命体の遺伝子情報を回収しようとしているらしい。この地下世界ははるか昔に人類が作り出した人口生命体が掌握しているが、それは自我の芽生えと共に人間を追い出して地下世界を掌握したらしい。そんな過酷な世界にて人口減の中ダンス講師では食っていけなくなった主人公が、地下世界の調査員に転職して地下に降りる…というところから物語が始まる。

 ぱっと見るだけで、個人的にはかなり好みの世界観。去年のいつかにYoutubeで予告だか本編映像チラ見せだかを見て以来気にはなっていた。知ったときには公開終了しており残念に思ってもそのまま忘れるのがいつものパターン、しかしこのたびAmazonPrimeに来たものだから大喜びで見た。

 見た直後の感想としては、正直不完全燃焼感があった。しかし3部作の第1作目というのを調べて知って納得した。まああの引きで続編がないわけないよね。続編を楽しみにしたい。本編全体の感想としては、とにかく世界観はすばらしい。ストップモーションというのもいい味出してたと思う。やたらめったら上下に広い地下世界(うろ覚えだけど階段登って2日とかいう案内あったよね?)と、一方でクッソ狭い通路、そうそうこういうのでいいんだよ感。途中に出てきたオートバイを動力に使ってるぽいリフト大好き。見上げれば霞んで天井が見えず、見下ろすとどこまで続くのか予想もつかない真っ暗闇、そんな地下世界の描写と相まってあのあたりのシーンのビジュアルが一番印象に残っている。階層都市(都市?)って素敵だよね。

 そんな若干おどろおどろしさすらある地下世界に住まうのははるか昔に人間が作り出した人口生命体「マリガン」と、凶暴なクリーチャー。マリガンたちはなんだかよくわからん炉の維持にその心血を注いでいたり、ガラクタ収集してその日暮らししてたり、はたまたごみを漁って飢えをしのぐ孤児もいたりそれに向かって石を投げる富裕層っぽいのもいたり。結局階級で争ってしまうのか…子に親に似る? とかくそうしてかなり社会的なコミュニティを形成しつつ、クリーチャーたちを狩ったり狩られたりしながら生きている。この「生きている」ってのが重要で、無機物に置換されて永遠を生きる人類との対比になっている。おそらくテーマのひとつはこれだと思う。

 テーマの話が出たので脚本の話をすると、超ざっくり言えば生殖能力をなくして永遠を生きる人類である主人公が、地下世界を「生きる」マリガンたちに触れたりクリーチャーに襲われて生命の危機を感じたりしながら、生きることの実感を思い出すというもの。そのさなかに天国とは何かとか、勧善懲悪というか悪は必ず滅びるというか、どう生きるか的なモチーフがちりばめてある感じ。王道と言えば王道だけど、王道は面白いから王道になるのであって。

 人類の未来も暗ければ舞台も地下なので文字通り暗い部分もあり、うつうつした作品かと思いそうになるが、そんなことはない。若干グロテスク(とは言っても小学生でも見られる程度。鬼滅のがよっぽどグロい)なビジュアルはちょくちょくあるが、ストップモーションで描かれているからかそう演出しているからか、なんだかポップな感じがする不思議。物語自体もちょくちょくコメディリリーフ的キャラが登場し暗くならないように進む感じがする。序盤から登場する3兄弟はなかなかのかわいい癒し枠だった。

 この映画の魅力はずっと言ってるけど、やはりストップモーションで描き出される世界でしょう。脚本について好き嫌いを述べられるのは3部作を最後まで見てからだと思う。それだけで見た価値はあった。まだまだその世界に関する謎はたくさんあって、多くの謎は残されたまま幕が引かれたので、続編での種明かしに期待したい。

 

 …ところで途中に出てきた高級食材っぽいアレ、どう見てもチ○(以下略

個人的ModTips

 PC版Fallout4を買ってからこのかた、Mod遊びばかりしている。たぶんゲーム遊ぶより各種ツールでModいじってる時間の方が長い。

 

そんな環境構築の最中に起きたトラブルとか解決策とかの備忘録。

 

BCR

・リロードモーションが途中で中断されて1発もリロードしてくれない
BCRを再インストールで直る。1度発生するとModをBCRだけにしたNewGameのデータでも発生したのでなにが原因かは不明。何で直るのかもわからん。

 

CBBE

・プレイヤーのスキンテクスチャがずれてる
→テクスチャを手動で配置したら直った。Modマネージャーでの導入に不具合がある?

 

BodySlide&Outfit Studio

・衣装のリメッシュが反映されない

→いかにロード順がいじろうが最後にBodySlideで出力したメッシュが反映される。よくよく考えれば当たり前だ。特にVanila衣装をButchBuildしたあとなんかは注意。

 

BodyConvert

・たまにバケモンみたいな体型のキャラが生成される
→おそらくF4EE.iniのBodyGen=0にしてNewGameするのを忘れてる。衣装問わず発生するときはするのでBodySlideは関係ない。

2022/7/24追記

→関係あったかも。女性キャラに適用される体型プリセットの中にかなり太ましいのがある。ini書き換えてそれっぽい奴を外すと出てこなくなった。それにしたってあれはアメリカンな視点で見ても太ましいの次元越えてる気がするけどなあ…

 

DC Outskirt

・見えはするのにコリジョンがないオブジェクトがある

→おそらくBostonFpsFixと競合しての不具合。パッチ入れたら直った。自分でやろうとしてPrevis再生成したらオブジェクト消失祭りになったのでPrevisの問題ではない?やりかた間違えただけかな?

2022/7/24追記

→Previs&Precombineの問題。CKで該当セルいじってるプラグイン全部読み込んで再生成すれば治る。ただロード順気を付けないと競合残したままマージした形になって変更潰したPrecombine生成されてる気がする

 

See You Sleep

・起きたらSurvivalStatsWidgetが消失する
→GunForHireの事務所で確認。セル移動で直った。サンクチュアリだと発生しなかったので屋内セルだと発生するのかも

 

Steampunk Revolver

・タイトルでCTD

→これは本当にわからなかった。導入諦めたModはこれだけ。なにをミスしたんだろう

 

全般

・追加されたNPCのボイスやら武器の音やらが無音になる

→自分でいじった場合はba2の圧縮ミスしてる。CKで圧縮しないとうまいこといかないパターンが多い。またはそもそもespのみのアプデを適用して本体のModをOFFにしてないかチェック。

・Vault111のエレベーターが消失する(判定はある)
→わからん。おそらくStartMeUpだと思うけど気にしなければ遊べるので放置。

 

 だいたいの問題はFO4EDITで互換パッチ自作すれば何とかなるし、プレイ前にそうするようにしているおかげかCTDなどの不具合にはほとんど遭遇してない。本当にあのツールは偉大だ。

まつかわ

 昨日も(正確にはもう一昨日か)書いたけど、今日のロッテは楽天との今季初の対外試合がありました。

 

とにかく松川。今日は松川に尽きるでしょう。打っては対外試合どころか初の実戦で初打席初安打。それもラッキーヒットでなくしっかりセンター前に運んでの技ありヒット。その前の追い込まれてからのフォークを見逃す姿なんか堂に入りすぎてて本当に高卒ルーキー?という感じ。打席に入ってる姿も普通の高卒ルーキーだとどうしても細く見えるもんだと思うんだけど、松川はもうすごいね。もちろん体格もあると思うけどぜんぜん雰囲気が違う。

youtu.be

これ便利だな。Twitterだと難しい動画と感想を同時に置いといてあとで振り返れる。ブログ、便利だ。

さておき守るほうでも4イニングを1安打無失点。特に荒れまくってた土居を操縦して2イニング無失点に導いてのけたのは本当に素晴らしい。全体的に見て本当にどっしりしてて落ち着いてる。本当に高卒ルーキーか?(2度目)

松川はしばらく2軍でみっちり育成すると思ってたし、出てくるのは田村のFA取得以降かな~なんておぼろげに考えてたけど、この感じだともっと早いかも。現捕手陣みんなうかうかしていられないね。すごくいい選手が入ってきてくれたなあ。

 

 まあまだ1試合しか見てないからこんなにポジポジしてられる、てのはあると思うけど。期待はしてもしすぎることはなさそうな選手だよね。市立和歌山は小園と松川のチームだったけど、もしかしたらその比重は松川の方に傾いてたのかもしれない。なんてことを考えちゃうくらいには扇の要のみならず、支柱としての素質を感じる。それに細かいこと抜きにして、この時期の若手やら新戦力にぱっと見で期待をしまくるのも野球の醍醐味だよね。

 もちろん松川以外も活躍した選手はいた。打点を挙げたのは山口と安田と和田。特に和田がよかった。追い込まれてから粘って高めに浮いてきた球をライトに運んでタイムリーヒット。山口と安田のホームランはもちろんうれしいけど「まあこれくらいはね?」感あるけど、和田のあの打席には明確に一冬越えての伸びがあったんじゃないだろうか。あっさり追い込まれてあっさり凡退、てのが多かったのは去年の和田がその盗塁数と同じだけしか打席もらえなかった一因だと思うし、こういう打席を1軍級の投手相手にもできるようになってくればレギュラーも見えてくるんじゃないだろうか。

 ピッチャーの方は森の支配下登録以降初登板だろうか。2点は失ったものの今日の小深田とあの打席の和田恋はしょうがない感じがするし、よかったんじゃないかな? というか小深田がシーズン通してあんな感じだったら怖いなんてもんじゃないね。どこ投げても打たれる雰囲気あったもんな今日。やっぱり去年の後半山崎剛にレギュラーとられたのは彼の中でも思うところがあったのかしら。ないわけないか。

 

 今年の野球もたのしみ!

にっき

 楽しかったことを記録するブログにしたい。

ブログ名はKamome+eat+meet+sとかいろいろ意味をこめて洒落た感じにしようとしたら発音もわからない謎の文字列になってしまった。でもこんな感じがいいのかも。

 当面は野球とかFalloutの話をしたいときにするブログになるだろうか。たまに映画とか音楽の話も出来たらいいな。

 あとで確認出来たら楽しいだろうし、とりあえず今日は明日にあるロッテの今季初の対外試合に備えて(?)個人的に期待する選手を並べてみよう。

 

投手

17 佐々木朗希

いわずもがな。去年の後半、特にマーくんと投げ合ったあの試合を境に(厳密にそこだったかはわからない)令和の怪物がそのベールを完全に脱ぎ捨てたと感じる。侍ジャパンの監督に就任するらしい(キャンプに来た話を聞いて初めて知った)栗山監督も絶賛だったようだし、代表入りも確実か? ロッテから満を持しての代表が選ばれたらうれしいね。なんやかや2020東京で1人も選ばれなかったの悔しかったし。今季は先発ローテの中核としてたくさん投げてたくさん勝ってくれるといいな。できれば規定投球回。まだチェンジアップとか隠してるはずだし、本当に楽しみ。

 

14 小島和哉

今季から早稲田ナンバーとも言える14番を背負うプロ4年目。去年はいずれもプロ入り初となる2桁勝利と規定投球回、完投、完封勝利も記録して、飛躍の年だったと言うほかない。

今年は左のエース格として頑張ってほしい。個人的な開幕投手イチオシ選手。そうなると当然、難しい試合が多くなってくると思う。エースないしそれに準ずる投手が相手になるから、なかなか勝利が伸びないことでしょう。だから、なによりも多くの投球回を彼には期待したい。これまで石川が担ってた役割だよね。理想は1年間ローテ守って170投球回。24登板で平均7回ちょっと。去年天王山の京セラで8回に宗に同点弾を打たれて流した涙、あれが力になりますように。

 

35 鈴木昭汰

去年はいろいろと起用に振り回された印象のある投手。本人は先発でいきたいみたいだし、できれば今年は先発で見たい。技術的なことはまったくわからないし、六大学で見てた印象だけで、正直早川を引けなかった時にはだいぶがっかりしてしまったのだけど、気迫あふれるピッチングに惚れた。ついでに言えば先輩でもあるし。今年もがんがん打者の内角にストレートを投げ込んでいってほしい。応援してます。

 

19 唐川侑己

マイヒーロー。たしかに入団時に思い描いてた姿ではなかったけど、中継ぎで復活してくれた時には本当にうれしかった。今年もブルペン陣の中核として頼れるセットアッパーであってほしい。怪我だけにはどうか気を付けて・・・

 

24 東妻勇輔

入団した時からそのプレイスタイルが好きです。(気持ちを表に出す選手に弱い)

彼もなんかスタイルチェンジしたくちだけど、それはそれでアウチューンの後継者というかなり難しいポジションにはまり始めてるのがすごい。将来は小野と一緒にセットアッパーかと思ってたけど、この仕事人ポジションを極めていくのもかっこいい。去年の起用からもそんな感じはするよね。

 

37 小野郁

そうなるとセットアッパーになってもらわなきゃいけないのがこの選手。澤村もそのポテンシャルは大いに認めてるんだから、自信もってがんばって~。でも自信持つってそんな簡単なことじゃないよね。彼も小島みたいに、なにかきっかけになる出来事があれば大化けできると思うんだけど、それがいつくるかな。

 

52 益田直也

井口ロッテが優勝したときには田村と益田がマウンドで抱き合って、益田が胴上げ投手になる。そうじゃなきゃダメなの。ダメじゃないけどそう決まってるんです。

 

60 横山陸人

地元枠にして今季のブレイク期待枠。パワーでがんがん押していく、ロッテにあんまりいなかった、そしてこれから必要なリリーフになれるポテンシャルは十分。去年もその片鱗は示していたし。今年は活躍の場を1軍に移そう!

 

 

野手

1 藤原恭大

長らく空き番だった()背番号1番を背負う幕張のスピードスター候補。候補なのはまだレギュラーじゃないから。20年の活躍的に去年は不動のセンターでいてほしかった。年齢的にもセンターは流石に厳しくなってきた荻野をレフトに置いて負担を軽減するためにも、藤原にはセンターのレギュラーとして、ゆくゆくは(なんなら今年でも全然かまわない)不動の1番センターになってほしいな。例の感染症にかかる不運があって調整がフイになってしまったのが心配だけど、なんとかしてくれ(無茶)

今季は.280 10本くらい期待したい。ホームランはもっと少なくてもいいけどOPS.7台後半残してくれたら。

 

13 平沢大河

平沢大河を諦めない。諦めない…。諦めたくない…。ぶっちゃけ今季エチェバリアと契約しなきゃいけなかった(エチェバリアも選手としては大好きだよ)のは平沢が全然出てこないからだと思っている。本人としてもショートとしてのこだわりは口にしているし、もちろんショートで期待したい。…と言いたいところだけどそれも現実的には今年がラストチャンスではないだろうか。しかしショートで定着できないのなら立場がかなり厳しいことになると言わざるを得ないので、本当に応援してます。私は1番(中)藤原2番(遊)平沢3番(三)安田4番(一)山口をまだあきらめてないんだ。

 

51 山口航輝

俺たちの山口航輝。今季1番期待してます。ぜひとも背番号9を着けてほしい。そのために今季はホームラン打ちまくろう!まずは初芝大先生よりホームラン打とう!

マリーンズの4番は君しかいない!

 

32 佐藤都志也

チャンスで回ってきたときの燃えさかるギラついた瞳が本当にカッコいい選手。1番好きな捕手は田村だけど、1番レギュラーに座ってほしいのはとしくんなんです。殊勲打も多いし、なんの根拠もないけどかつての里崎みたいな、回ればなにかしてくれそうな雰囲気を感じる選手。とならべたように打撃に関しての信頼度は既にどの捕手よりも高いのであとは守備。と言っても、去年のCSで、ピンチの場面で国吉に臆せずフォークを要求してすべて止めきって抑えたあのとき。あれで今季はしっかりキャッチャーを任せてもいいと思ったんですけど、どうですか井口さん。

 

疲れたからこのくらいにしよう。安田さんはなんかもうがんばってくだしあ。本当に…